未来のミライ 感想jonta0101のブログ

未来のミライ

3歳のクンちゃんは今までは一人っ子で両親の愛を一人占めできていたが妹のミライが生まれたことにより、両親は妹を可愛がるようになってしまい、妹に対して嫉妬を抱く。そんな時に庭の木の力で犬と対話できるようになり、両親にかまってもらえなくなった穴を埋めてもらえる。そこからクンちゃんが困難に当たると過去未来へ行き両親や祖父から教えをもらうことで成長していく。

家族の大切さを伝えたいのか兄弟愛なのか先祖愛なのかいまいち何を伝えたいのか伝わって来ない作品だった。クンちゃんは両親に愛されたくて未来をいじめていたけれど未来のミライとの出会いによっていじめなくなったわけではなくその後もいじめていた。ラストの近未来のホラーでも謎の描写が多く分かりづらい。もうちゃっとサマーウォーズやトキカケのように目的をもってクンちゃんが行動してたら良かったように思う。

ミライちゃんが来たのもお雛様を片付けるというしょうもない理由で無駄に長いシーンは退屈だった。ネットで散々言われていることだがクンちゃんの声がとても三才児には思えず最後まで違和感を覚えた。